輪島たいむす

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河原田小学校で62年前の大水害を学ぶ特別授業が行われました

「NHK NEWS WEB(石川 NEWS WEB)」HPより(リンク先に動画あり)

www3.nhk.or.jp

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62年前に輪島市の川が氾濫して、4人が死亡し、100棟を超える住宅が全壊した水害について、市内の小学校で、当時の被災者から被害の状況を詳しく聞く、特別授業が行われました。

昭和34年8月26日、当時の輪島市では、大雨で市街地を流れる川が氾濫して、4人が死亡し、108棟の住宅が全壊する大きな被害が出ました。
2日は輪島市の河原田小学校で、当時被災した八井汎親さん(84)が4年生から6年生までの約20人を対象に特別授業を行いました。
八井さんは、当時、地元の住民が撮影した被災地の写真を示しながら、「自分はビルの3階にいたが、避難した住民を屋根の上に乗せたまま、住宅が流されていくのを見た」と説明しました。
そして、「水害や地震といった災害が起きたら自分だけは大丈夫と思わず、すぐに避難し、命を守ってほしい」と訴え、子どもたちは熱心にノートに書き留めていました。
6年生の女子児童は、「この水害のことはあまり知りませんでしたが、授業を受けて、自分の命は自分で守れるよう、災害が起きたらすぐに避難しようと思いました」と話していました。
また八井さんは、「災害の経験や教訓を伝えていくことは、私たち被災者の使命だと思います。きょうは児童たちが熱心に聞いてくれてよかったです」と話していました。
河原田小学校では、八井さんたちが集めた当時の写真23点を、12月7日まで展示するということです。

「輪島市立河原田小学校(河原田トピックス♪)」HPより

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地域の先生から、輪島の水害についてお話を聞く会がありました。
河原田小学校は以前、現在の自動車学校の敷地にあったそうです。
でも、川のすぐ側なので、現在の場所に移転したようです。
水害の際は、大人たちが子ども達を抱きかかえて命からがら避難したそうです。
まずは自分の命を自分で守り、自分でできることで周りの人を助けていきたいですね。
貴重な写真とお話をどうもありがとうございます。
写真展は7日(火)まで、1階ワークスペースで行っております。

輪島市立河原田小学校

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