「NHK」HPより(リンク先に動画あり)
子どもたちに輪島塗に親しんでもらおうと、職人が保育園を訪れ、9日に輪島市で勉強会を開きました。
輪島市のわじまミドリ保育園を訪れたのは、職人の越戸光雄さんや仲間の職員、それに県輪島漆芸美術館の学芸員です。
越戸さんは、10年以上前から仲間の職人と協力して、市内の保育園や幼稚園にパネルを贈る活動を続けています。
9日の勉強会は、子どもたちに輪島塗について理解してもらおうと開かれました。
越戸さんたちはホールに集まった年長組の園児19人を前に、輪島塗は何度も修理ができることや、漆は木の樹液だということなどを説明していました。
そして会場には高さが約2メートルある塗が施されたキリコが用意され、おそろいのはっぴを着た子どもたちが「わっしょい、わっしょい」と声を上げて笑顔で担ぐ体験をしていました。
越戸さんたちは去年4月からこちらの保育園に贈る輪島塗のパネルの制作に取り組んでいて、キリコ祭りの様子をまき絵で描いて、12月にプレゼントするということです。
越戸さんは「きょうの催しやパネルのプレゼントをきっかけに、地元に伝わる大切な輪島塗を守っていくという気持ちを持ってもらいたい」と話していました。
「わんじま【公式】」Twitterより
こんにちわん!
— わんじま【公式】 (@wanjima101) 2022年6月9日
市内の保育園で、「輪島塗ができるまで」と題した勉強会のお手伝いをしてきました!伝統工芸士の越戸さんと高木さん、そして美術館の学芸員さんが子供たちに輪島塗や漆についてお話しました。 #輪島市 #輪島漆芸美術館 #勉強会 #子供キリコ #石川県 #輪島塗 pic.twitter.com/AAn1kfvCRr
「石川県輪島漆芸美術館」Facebookより