「石川テレビ」HPより（リンク先に動画あり）
震度５弱を観測した石川県輪島市の「白米千枚田」では全国のオーナーが集まって田植えをしましたが、地震の影響から１００人ほどがキャンセルとなりました。
輪島市白米町にある千枚田には１００４枚の棚田が広がる奥能登屈指の観光名所です。
この千枚田を保存するため全国からオーナー会員を募集し、毎年この時期にオーナーを呼んで田植えを行っています。今年はオーナー会員と地元ボランティアなど過去最高となるおよそ７００人で田植えを行う予定でしたが、５日の地震を受け、４６５人のオーナー会員のうち１００人以上からキャンセルの連絡があったということです。
担当者：
「一部遠方のオーナー様からキャンセルがあった。安全を最優先してやっている」オーナー会員：
「（地震で来るかどうか）ちょっと迷いましたけど、大丈夫そうだったので」オーナー会員による稲刈りは９月下旬に予定されています。
「白米千枚田」HPより
5/7（日）白米千枚田において、オーナー制度と一般ボランティアによる田植えがあり総勢450人が参加しました。
あいにくの天気になりましたが、参加者は苗を一つ一つ丁寧に植えました。秋にはおいしいお米が出来るよう期待したいですね。
今回5/5（金）に能登半島で発生した地震の影響やあいにくの天気にも関わらず、多数のご参加をいただきありがとうございました。
これからも白米千枚田をよろしくお願いします。
白米千枚田
白米千枚田（しろよねせんまいだ）は石川県輪島市白米町にある棚田です。
日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。
水田一面あたりの面積は約18平方メートルと狭小で約4ヘクタールの範囲に1004枚の典型的な棚田風景が展開し、古くより「田植えしたのが九百九十九枚あとの一枚蓑の下｣｢越中富山は田どころなれど能登は一枚千枚田」等の古謡が唄い継がれています。
