輪島たいむす

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田植えができなかった全国のオーナー様へ千枚田のマイ田んぼの様子を写真でお届け (*>ω<)っ畄

「北國新聞」HPより

www.hokkoku.co.jp

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輪島市の国名勝「白米(しろよね)千枚田」の耕作ボランティア団体「白米千枚田愛耕会(あいこうかい)」は15日までに、オーナー会員に「マイ田んぼ」の写真や手作りの便りを郵送する取り組みを始めた。
新型コロナウイルス感染拡大で田植えが中止となり、参加予定だったオーナーから惜しむ声が聞かれたため企画した。
愛耕会員は遠く離れたオーナーと心を一つに、感染収束で秋には一緒に稲刈りができるよう願いを込める。

オーナーには、10日に地元ボランティアが田植えを行い、オーナーの名前や団体名などの標柱を立てたそれぞれの「マイ田んぼ」と、千枚田の全景を撮影した写真、愛耕会員手作りの「あぜ道便り」を送る。
便りには田起こしから田植えに至るまでの農作業の様子や、愛耕会員の紹介などを掲載し、訪れることのできないマイ田んぼの現状を報告する。

田植えイベントが中止となったため、愛耕会員が直接会えなかったオーナーと絆を深めようと企画した。

千枚田にはオーナー会員200組のうち、田植えなど農作業の参加を予定していた177組のマイ田んぼが220枚あり、愛耕会の堂前助之新代表(76)と会員の堂下真紀子さん(36)が14、15日に一枚一枚、一眼レフのデジタルカメラで写真に収めた。
データを印刷し、便りと一緒に今月中にオーナー会員に郵送する。

愛耕会は今後も季節ごとの便りで千枚田の変化をオーナーに伝える予定で、堂前代表は「オーナーの方々と一緒に作業ができなくて残念だが、市民の力を借りて田植えを無事に終えられたことが伝わればうれしい」と話した。

白米千枚田

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senmaida.wajima-kankou.jp

白米千枚田(しろよねせんまいだ)は石川県輪島市白米町にある棚田です。
日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。
水田一面あたりの面積は約18平方メートルと狭小で約4ヘクタールの範囲に1004枚の典型的な棚田風景が展開し、古くより「田植えしたのが九百九十九枚あとの一枚蓑の下」「越中富山は田どころなれど能登は一枚千枚田」等の古謡が唄い継がれています。