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教養と元気を育む河井小学校の「詩の暗唱」が再開しました

「北國新聞」HPより

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輪島市河井小で13日までに、児童一人一人が校長室で詩を暗唱する活動が再開した。
全校児童277人は再開を喜ぶと共に、河井小の教養を育む伝統として受け継ぐ思いを強くしている。

詩の暗唱は全学年で行われる。
児童は各学年の国語の教科書などから課題を決め、2限目終わりの休み時間と昼休みに松山真由美校長の前で発表する。
全児童がそれぞれ月1度は発表する。
上手に読み切れば、合格のシールがもらえる。

1日の通常授業再開に合わせ、暗唱も3カ月ぶりに始まった。
初日は1年の海組23人全員が合格した。

詩の暗唱は、今年3月に退任した橋田宏幸前校長が5年前、児童に正しい日本語を覚えさせると共に、人前でのコミュニケーション能力向上を目的に開始した。

学校によると、暗唱を始めて以降、児童は分からない言葉を自主的に調べるなど学習意欲が向上、あいさつの声も大きくなったという。
4年の前佐那さんは「意味を理解して、覚えることができた時がうれしい」と話す。

新型コロナウイルス対策のため、児童が好きな時に校長室を訪れて暗唱を披露していた従来の方法を見直した。
曜日ごとに学年を指定し、順番を待つ児童の列も1メートル間隔にするなど感染対策を取って取り組んでいる。

松山校長は「子どもたちが楽しんで覚えている。正しい日本語の使い方を学んでほしい」と話した。

輪島市立河井小学校

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河井小学校は世界ブランド”輪島塗“を生み出した輪島市の中心地に建設され、歴史と伝統ある校風を築き上げ、今日まで受け継がれてきました。
現在の河井小学校校舎は、昭和45年5月に完成しています。
旧輪島町全域を校下とする男女共学の輪島小学校が開校したのが昭和22年4月1日、昭和30年4月1日から輪島小学校が河井小学校、鳳至小学校、舳倉島分校に分かれ、今日に至っております。